耐震補強工事

来るべき首都圏直下型地震への備えは済んでいますか?

2012年1月、東京大学地震研究所の研究チームはマグニチュード(M)7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生するという試算を発表しました。そしてその約2ヶ月後には、防災科学技術研究所の長江拓也主任研究員が「建築基準法をぎりぎり満たすレベルだと耐震性は高くない。特に、1階に駐車場があるピロティ型の住宅は阪神大震災で倒壊が目立った」として、耐震補強の必要性を指摘しました。

確かに阪神大震災では1階が押し潰された多くのピロティ型住宅がありました。ピロティ型住宅が多く倒壊した理由としては、基本的には壁がなく、柱のみで上階を支えるため耐震性が弱いためとされてきました。

阪神大震災で遺されたピロティ型建物

地震は前触れ無く突然やってきます。来るべき大震災に備え、早めの耐震補強工事を行うことをお勧め致します。

耐震補強工事の調査診断

耐震補強の調査診断は無料と有料の範囲があります。
まず建物構造を診断ができる簡易耐震診断を受けて頂く事をおすすめ致します。

地震時の安全性を向上させる「ハイゼラス工法」のすすめ

  • 既存建物の柱・梁にアラミド繊維シートを巻き付けて地震時の安全性を向上させる
    耐震補強工法です
  • 壁付き柱に対してもシート定着金物や柱際のスリットが不要になる合理的かつ
    画期的な補強工法です
ハイゼラス工法 ハイゼラス工法
アラミド繊維の「カバーシート」を柱・梁の表面に貼り付けた上に、壁やスラブに一定の間隔で設けた貫通孔に「帯シート」を通して巻き付けます。「帯シート」には従来のものに比べて繊維量の多いシートを用いて補強効果を高めています。 繊維量の多い「帯シート」

工法の特長

こんなに強い!アラミド繊維

アラミド繊維は宇宙開発事業の中で生まれた特殊な繊維です。 宇宙の過酷な環境でも耐えられるよう優れた耐熱性、難燃性、高強度、高弾性を持った繊維です。特にその強さは鉄をも上回るとされており、耐震補強の建築資材のみならず、防弾チョッキにも広く使用されています。

壁付き柱の全面巻き付け工法

定着金物を用いた壁付き柱の補強例と補強柱断面例

ハイゼラス工法の施工手順

ハイゼラス工法の施工手順

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